奥能登の日本酒の魅力を解説—6銘柄を飲み比べてみました!

石川県の能登半島の北部「奥能登」という地域にある日本酒を飲んだことはありますか。

奥能登は食文化が豊かで、そこで醸される日本酒は個性豊かで魅力的なものばかりです。

現在、奥能登の日本酒文化をPRするために、奥能登の酒蔵が連携し、「奥能登酒蔵学校」というプロジェクトを実施しています。プロジェクトに参加している酒蔵は、以下の6軒です。

  • 数馬酒造
  • 櫻田酒造
  • 中島酒造店
  • 白藤酒造店
  • 日吉酒造店
  • 松波酒造

今回は、各蔵の個性的な代表商品を飲み比べ、その特徴を紹介します。

数馬酒造

数馬酒造は『心和らぐ清酒(さけ)造り 心華やぐ会社(いえ)作り 心豊かな能登(まち)創り』というモットーを掲げている酒蔵です。代表商品は「竹葉 能登純米」。クリームのような、なめらかな口当たりが特徴です。カニクリームコロッケやホタテのバタークリームなどとの相性が良いでしょう。

◎酒蔵情報

  • 酒蔵名:数馬酒造
  • 代表銘柄:竹葉
  • 住所:石川県鳳珠郡能登町宇出津へ字36番地
  • TEL:0768-62-1200
  • FAX:0768-62-1201
  • E-mail:chikuha@kazuma.co.jp
  • 公式サイト:http://www.kazuma.co.jp

櫻田酒造

櫻田酒造は、地元で愛され続ける酒造りを目指している酒蔵です。代表商品は「大慶 特別純米酒」。穀物系の香りと、さらっとした甘みが特徴です。魚の朴葉味噌焼きや、なすの味噌田楽などと合わせたい一本です。

◎酒蔵情報

  • 酒蔵名:櫻田酒造
  • 代表銘柄:大慶
  • 住所:石川県珠洲市蛸島町ソ93番地
  • TEL:0768-82-0508
  • FAX:0768-82-6628
  • E-mail:info@sakurada.biz
  • 公式サイト:http://www.sakurada.biz/

中島酒造店

中島酒造店は、地元の米・水・人によって日本酒を醸している、地元に根付いた酒蔵です。代表商品は「能登の木一本 純米 伝兵衛」。クセがなく、“締まり”のある余韻で、脂がのった魚の刺身との相性が良いでしょう。

◎酒蔵情報

  • 酒蔵名:中島酒造店
  • 代表銘柄:能登末廣
  • 住所:石川県輪島市鳳至町稲荷町8
  • TEL:0767-22-0018
  • FAX:0768-22-0018
  • E-mail:info@noto-suehiro.co.jp
  • 公式サイト:http://www.noto-suehiro.co.jp

白藤酒造店

人と人の間に立って交流の潤滑剤でありたいと。 笑顔と笑顔を繋ぐ酒でありたいと。

白藤酒造店は、そんな思いで酒造りをしています。代表商品は「奥能登の白菊 純米吟醸」。上品な甘みと、ふっくらと広がる味わいが特徴です。白身魚の昆布締めや、出汁を生かしたお吸い物などと合わせたい一本です。

◎酒蔵情報

  • 酒蔵名:白藤酒造店
  • 代表銘柄:奥能登の白菊
  • 住所:石川県輪島市鳳至町上町24
  • TEL:0768-22-2115
  • FAX:0768-22-5524
  • E-mail:info@hakutousyuzou.jp
  • 公式サイト:http://www.hakutousyuzou.jp/

日吉酒造店

日吉酒造店は輪島市の朝市通りに面し、朝市が開催される時は特ににぎわいます。代表商品は「純米酒 おれの酒」。口の中で広がる香ばしさとキレの良さが特徴です。佃煮・珍味などのおつまみをはじめ、ブリの刺身やカツオのタタキとの相性が良いでしょう。

◎酒蔵情報

  • 酒蔵名:日吉酒造店
  • 代表銘柄:白駒
  • 住所:石川県輪島市河井町2-27-1
  • TEL:0768-22-0130
  • FAX:0768-22-9988

松波酒造

伝統的な設備や道具を大事に、手造りの寒仕込みにこだわり続けています。代表商品は「大江山 純米酒」。軽快な飲み口の爽やかな味わいが特徴です。バイ貝やつぶ貝など、貝類の料理と合わせたい一本です。

◎酒蔵情報

  • 酒蔵名:松波酒造
  • 代表銘柄:大江山
  • 住所:石川県鳳珠郡能登町松波30字114番地
  • TEL:0768-72-0005
  • FAX:0768-72-2348
  • E-mail:sake@o-eyama.com
  • 公式サイト:http://www.o-eyama.com/

奥能登の日本酒に共通する特徴とは?

奥能登の日本酒の特徴は、全体的にしっかりとした味わいであるということ。ただ、魚介類の繊細な風味を妨げることなく、むしろ引き立たせるような味わいです。

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今回紹介した6酒蔵が実施している「奥能登酒蔵学校」では、1年を通して奥能登の酒文化を学んでいくプログラムが組まれています。活動の詳細については、奥能登酒蔵学校のFacebookページをチェックしてみてください。

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